
週1で間借りフード副業をやろう|メリットと始め方
AIを活用した副業が広がっています。文章作成、デザイン、動画編集、事務代行など、自宅にいながら始められる仕事も増えました。初期費用が少なく、場所を選ばない働き方には大きな利点があります。
JIN-TANOも、そうした副業を否定するつもりはありません。それでも私たちは、地域の中で人と顔を合わせ、自分の商品を直接届ける仕事に挑戦したい人を応援したいと考えています。
カフェを開きたい。自分のランチを食べてもらいたい。手作りのお弁当やパン、スイーツを販売したい。得意なカレーやおにぎりで、いつか自分の店を持ちたい。
その夢を、独立できる日まで胸にしまっておく必要はありません。本業を続けながら、間借りで週に一日だけ店を開く。愛知県高浜市のシェアキッチンJIN-TANOが提案する「週一副業」は、もう一つの夢を地域の中で試し、育てていく働き方です。
この記事を読んで欲しい人
- 本業を続けながら、カフェ・ランチ・お弁当・スイーツなど、自分の店を持つ夢を試してみたい人
- 店を持ちたいが、物件が見つからない、またはいきなり固定費を負うのが不安な人
- ポップアップで一度試したあと、続けられるか、お客様がつくかを確かめたい人

週一の間借り副業とは?本業を続けながら飲食の商いを試す方法
間借りとは、他の人が使っていない時間や場所を借りて、自分の店を営業するスタイルです。JIN-TANOでは、キッチンを曜日と時間帯ごとに借りられる「曜日貸し」の形で提供しています。
つまり、毎週決まった曜日だけ、ランチやカフェを営業する。物件を借りて店を構えるのではなく、本業と生活を続けながら、実際のお客様を相手に商いを試す。それが、週一の間借り副業です。
フード系副業を週1で間借りする5つのメリット
1. 一つ目の仕事を捨てずに、二つ目の夢を追える
「夢は二つ以上持ってください」。漫画家と医師、二つの道を歩んだ手塚治虫の言葉として知られています。
副業というと、収入を補うための仕事が先に浮かぶかもしれません。もちろん、それも大切な選択です。しかし、もう一つの夢を持つことは、収入源を増やすことだけではありません。会社員として働きながら料理を提供する。家事や子育てを続けながら、自分のお菓子を販売する。二つ目の夢を追うために、一つ目の仕事を手放す必要はありません。
失敗した経験は、次の判断材料になります。一方、やらなかった夢は、自分に可能性があったのかどうかさえ分からないまま残ります。やらずに諦めるか、すべてを賭けるか。その二択ではなく、週に一日だけ始める道があります。
2. 大きな固定費を負わずに試せる
物件を借りて店を構えると、賃料や内装費といった固定費が最初から発生します。間借りなら、必要な曜日・時間帯だけキッチンを借りて営業できるため、いきなり大きな固定費を背負わずに、実際の商いを始められます。
3. 営業と改善のサイクルを回せる
週一営業は、本格的に店を持つまでの簡易版ではありません。実際にお客様を迎え、商品を提供し、お金を受け取る営業です。同時に、毎日営業にはない利点があります。次の営業日までの一週間で、仕込みや告知を準備できること。営業後に、売れた商品と残った商品を確認し、価格、量、メニュー、提供方法を見直せることです。
どの商品が選ばれたか、価格は適切だったか、提供に時間がかかりすぎなかったか、どの告知を見て来店したか、もう一度来たいと思ってもらえたか。それを一つずつ確かめられます。週一営業とは、営業日を減らす方法ではなく、良い仮説を立て、次の営業で確かめるための期間です。
4. 「毎週この曜日の店」として覚えてもらえる
「時間ができたら行こう」と思った店には、結局行かないことがあります。一方、「毎週水曜日のランチ」「金曜日だけのパン屋」「日曜日だけのスイーツ店」と決まっていれば、予定に入れやすくなります。曜日が目印になり、同じ曜日に営業を重ねるうちに、「あの曜日に行けば、あの人の料理が食べられる」という記憶に変わります。
高浜市のような地域では、検索して知らない店を探すより、知人から店の話を聞き、名前を覚え、後から詳しい情報を調べることもあります。だからこそ、まず実際に店を開き、人と会い、店の名前を覚えてもらうことが大切です。口コミで店を知った人が検索したときに、営業日、メニュー、場所が分かる。Webサイトは、現実のつながりを受け止める役割を持ちます。
5. 続けても、独立しても、別の道を選んでもいい
週一営業を始めたからといって、必ず独立しなければならないわけではありません。本業と両立しながら、週一の店を長く続ける。それも一つの成功です。急いで物件を借りず、固定客や資金を育てながら機を見る。続けた結果、「今なら自分の店を持てる」と思える日が来たら、次の段階へ進めばよいのです。
JIN-TANOは、もともと建材に関わる事業者が運営しており、地元不動産会社とも協業しています。JIN-TANOで営業していた「まぜおにCafé」が移転する際には、オーナーが移転先の物件を紹介しました。ただし、独立を急がせることはありません。

まずはポップアップから|間借りで始める3ステップ
最初から週一営業を始める必要はありません。
STEP1:ポップアップや1日カフェで試す
自分の商品を実際に提供し、お客様の反応を確かめます。初めて店頭に立つ人にとって、大切な一歩です。ただし、その日の売上には、イベントの集客力や知人からの応援も含まれます。一度売れたことと、その地域で継続的に選ばれることは同じではありません。
STEP2:曜日を固定した週一営業へ進む
二度目、三度目にも来てもらえるか。知人以外のお客様にも選ばれるか。無理なく準備を続けられるか。そこまで確かめる段階が、曜日を固定した週一営業です。
STEP3:続ける、または次の店を考える
続けたいなら続ける。時期が来たら物件探しやリノベーションを考える。試した結果、別の道を選ぶ。どの選択も、自分の目で確かめたうえで決められます。
ポップアップと週一営業は、どちらかを選ぶものではありません。まず一日試し、続けたいと思ったら週一営業へ進む。この順番なら、いきなり大きな固定費を負わずに始められます。

間借りの注意点|始める前に知っておきたいこと
メリットだけでなく、あらかじめ知っておいてほしい点もあります。
一度売れても、成功とは限らない。
初回の売上は、物珍しさや知人の応援に支えられていることがあります。継続して選ばれるかどうかは、営業を重ねないと分かりません。
営業日が少ない分、売上には限りがある。
週一営業は、本業と両立するための選択です。短期間で大きく稼ぐ方法ではありません。
衛生管理や保健所への届出は、利用者ごとに必要。
営業内容に応じた手続きがあるため、始める前に保健所へ確認してください。
同じ立地でも、結果は同じにならない。
飲食店は立地が重要だといわれ、人通りや駐車場などの条件は無視できません。しかしJIN-TANOでは、同じキッチンを使いながら、お客様を集めた営業と、集客に苦戦した営業がありました。違いを生む可能性があるのは、商品、価格、曜日、告知、接客、提供時間、そして改善の積み重ねです。「この立地では無理だ」と最初から決める必要はありません。反対に、一度お客様が来ただけで成功と判断するのも早すぎます。条件を変えながら営業を重ね、自分なりの勝ち筋を探す。そのために、週一という間隔が役立ちます。

JIN-TANOのシェアキッチンで始める週一副業
JIN-TANOのレンタルキッチンには、ガス台、冷蔵庫、冷凍庫、スチームコンベクションオーブンを備えています。利用料は3か月合計24,000円で、初月はフリーレントです。
キッチンは、曜日に加えて、ランチ、カフェタイム、ディナーという時間帯ごとに利用できます。ランチ7枠、カフェタイム7枠、ディナー7枠。すべての時間を一つの店が埋める必要はありません。月曜日のランチと金曜日のカフェタイムでは、営業する人も、提供する商品も、訪れるお客様も違います。
週一のカフェ、ランチ、弁当屋、おにぎり屋、パン屋、スイーツ店、間借りカレー。それぞれが得意な曜日と時間帯で営業すれば、一つのキッチンから複数の小さな店が生まれます。営業者が増えれば、それぞれが異なるお客様をJIN-TANOへ連れてきます。JIN-TANOが目指しているのは、時間貸しの回数を増やすことだけではなく、小さな商いが同じ場所に集まり、営業者とお客様のつながりが地域の中で少しずつ育っていく状態です。
週一で始められるフード系の業態
- 週1でランチ営業をやろう →(記事リンク)
- 週1でカフェをやろう →(記事リンク)
- 週1で弁当屋をやろう →(記事リンク)
- 週1でおにぎり屋をやろう →(記事リンク)
- 週1でスウィーツ店をやろう →(記事リンク)
- 週1で間借りカレー屋をやろう →(記事リンク)

よくある質問
- 本業がある会社員でも、間借りで飲食の副業はできますか?
週に一日の営業であれば、本業と両立している方がいます。ただし、勤務先の副業ルールは会社ごとに異なるため、事前に就業規則の確認をおすすめします。 - 費用はどのくらいかかりますか?
JIN-TANOのレンタルキッチンは、3か月合計24,000円で、初月はフリーレントです。食材費や容器代、届出に必要な費用は、営業内容によって変わります。 - 保健所への届出は必要ですか?
営業内容に応じた衛生管理や届出が、利用者ごとに必要です。要件は内容によって異なるため、保健所にご確認ください。
本業を続けながら、週に一日から始める
JIN-TANOの週一営業は、短期間で大きく稼ぐ方法ではありません。本業と生活を守りながら、自分の商品やサービスが地域で必要とされるかを確かめる方法です。営業する。振り返る。改善する。もう一度営業する。その繰り返しによって、商品だけでなく、続けられる営業方法と地域との関係を育てていきます。
独立するほどの準備はできていない。けれど、いつかやりたいまま終わらせたくない。そう思っているなら、すべてを変える必要はありません。一つ目の仕事を続けながら、週に一日だけ、もう一つの夢を地域に開いてみてください。
JIN-TANOは、その最初の営業日から、その先の選択まで、地域で挑戦する人を応援します。

起業・副業の相談はJIN-TANO
まずは小さく初めてみよう。 頭の中だけで考えていても始まりません。話をしてみて、行動してみて、多くの気付きが有ります。 まずは、気軽にお問い合わせください。
編集後記
「いつかやりたいけれど、本業も生活もあるし、失敗が怖い」。管理人として、そんな声を何度も聞いてきました。同じキッチンでも、営業を重ねるうちにお客様が付く人もいれば、悩みながら試行錯誤する人もいます。本業を手放さなくていい。急がなくていい。大切なのは、頭の中で考え続けるより、週に一日だけ実際にやってみること。あなたのペースで大丈夫です。その最初の一日を、ここで待っています。